GRIT(グリット)とはやり抜く力のことであり、Guts(度胸)、Resilience(復元力)、Initiative(自発性)、Tenacity(執念)の頭文字をとっています。私達は仕事の目標を達成するために様々な業務を日々継続して実行し、失敗しても学び、成功するまでやり続けることが求められます。挫折に負けず目標達成を目指すための指南書として、多くの人に勇気と実践のヒントを与える良書です。
ポジティブ心理学とは「人生を真に充実したもにするのは何か」という問いのもとに、幸福や強みなどポジティブな要素を研究し、私達の暮らしに実際に役立つものを提供してくれる心理学のことです。日本でも少しずつ関心が高くなっているワーク・エンゲージメントの考え方に通じている部分もあり、私達が仕事だけでなく生活全体の中で豊かな人生を送るためには物事をどう捉えればいいのか、そのヒントをくれる本です。
この書籍はレジリエンスの基本を知りたい人よりも、レジリエンスについて基本は知っているからもう少し詳しく知りたいという人に向いています。レジリエンスを職場で活かす方法について様々な視点で書かれています。特に『「心の可動域」を広げる役割』という言葉がレジリエンスを端的に表しています。レジリエンス研修を内製で実施したい人事担当者にはオススメの一冊です。
性格分析の手法であるエゴグラム。ビジネスの場では採用やチーム作りに活用されています。弊社でもレジリエンス研修の中で受講生にエゴグラムを受講していただいていますが、受講後にどのように組織で活かせばいいのかが参考になる一冊です。様々なタイプごとの基本的な性質や事例、低い性質の上げ方が丁寧に書かれています。
『「もっと周囲とコミュニケーションを取れ」と言われても具体的にどう変えればいいのかわからない』という人に読んで欲しい一冊です。本書では自分の考え方や捉え方を変え、相手と良好な人間関係を築く方法について書かれています。今話題のレジリエンス、アンガーマネジメント、アサーティブコミュニケーションなどの手法を用いてコミュニケーションを取ったり人間関係を円滑にする方法についてわかりやすく説明しています。
人間関係をスムーズにするためには、思い込みを取り除くことが大切です。例えば、「普通は~だ」「今時の若者は」「男のくせに」がそうです。このような無意識の思い込みをなくすことで、人間関係を改善し、チームの連携を高めることができます。弊社のレジリエンス研修で実施している自動思考の書き換えシートはバイアスに気づくためのトレーニングです。レジリエンス研修実施後に読んでいただくと、より理解が深まる一冊です。