レジリエンスとは
9割のビジネスマンが間違えている⁉
レジリエンスの正体
ご存知でしょうか?
レジリエンスには表の顔と裏の顔があることを。
「レジリエンス」という言葉の意味を学ぶだけなら表の顏だけで十分です。でも、社員さんやスタッフさんのレジリエンスを高める目的であれば、裏の顔を知らないと成果は上がらないのです(理由は後半に記載しますね)
レジリエンスの表の顔とは?
漫画のヒーローといえば、誰を思い浮かべますか?
ワンピースのルフィ・ドラゴンボールの孫悟空・鬼滅の刃の竈門炭治郎・東京リベンジャーズの花垣武道・僕のヒーローアカデミアの緑谷出久・3月のライオンの桐山零・4月は君の嘘の有馬公生・暁のヨナのヨナ、映画ではショーシャンクの空にのアンディ。このようなキャラクターでしょうか。彼らは皆とても高いレジリエンスの持ち主です。
- とてつもない強敵が現れても、たじろがずに立ち向かう
- 絶体絶命の状況でも、何とかなると信じてピンチを脱する
- 仲間が大ピンチに陥ったら、身を犠牲にしてでも助ける
- 新しい世界に向かう時には、恐れずに楽しんでいる
このようにネガティブな状況に陥って落ち込んだとしても、すぐにポジティブな考え方に戻って判断・行動できる心の力がレジリエンスです。一般的には「精神的回復力」「ストレス適応力」「しなやかさ」という言葉で表されています。これが【表の顔】です。一般的にはこうした説明がされるので、ほとんどのビジネスマンは表の顔しか知りません。
とはいえ、漫画のヒーローのような心の力を我々平凡なビジネスマンが持てるものでしょうか?
現実的には難しそうですよね?
理想の状態が分かっても、たどり着く“道すじ”を知らなければ、近づくことはできません。レジリエンスを高めるために必要なのが【裏の顏】です。裏の顔を知って活用すれば、レジリエンスが高い人と同じような結果を生むことができます。
レジリエンスの裏の顔とは?
レジリエンスを高めるには、心を鍛えようとしてはいけません。
漫画のヒーローのような心の力が見につけば理想的ですが、現実的ではありません。そんなに簡単に心の力は高まらないことはご存知でしょう。でも、仕事でレジリエンスを高めることはできます。
心は主観的なので、心の力を高めるのは容易ではないけれど、レジリエンスを高めることはできます。なんだか矛盾しているように見えますね。
仕事でのレジリエンスを高めるには、レジリエンスそのものを高めるのではなく【レジリエンスが高い人と同じ思考の流れ】ができるようになることが肝心です。それができれば、行動も結果も伴います。これがレジリエンスの【裏の顏】です。
心は主観的でコントロールが難しいけれど、思考や判断は客観的にコントロールすることが可能です。こちらの面はトレーニングの仕方次第で身につけることができます。
では、具体的にはどうすればいいのか。
【心のセコンド力】を高めるトレーニングをすればいい。ボクシングのセコンドはボクサーの近くで戦況を見ながらアドバイスをしたり応援したりコーチングして、ボクサーを勝利に導きますよね。それと同じように、主観的な心に対して、客観的なセコンドの役割を機能させることができれば、レジリエンスの高い人と同じような思考・判断をすることができるというわけです。
思考のトレーニングなら、ケーススタディを活用することで実施できます。
- どのような【方向性】で考えればいいか
- どのような【基準】で決断をすればいいか
- どのような【行動や振る舞い】をすればいいか
ケーススタディを活用して、このような思考の流れを身に着けましょう。繰り返すことで【思考習慣】となり、ネガティブな状況でもレジリエンスが高い人と同じ決断を下すことができるようになります。これが現実の職場に即したレジリエンスを高める具体策です。
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レジリエンスの「精神的回復力/弾力性/適応力」は表の顏。
現実的に活きるのは裏の顏、「レジリエンスが高い人と同じ思考の流れ」を身につけることです。
裏の顔を知って活用し、組織のレジリエンスを高めてくださいね